事業概要

古来からの伝統的技法を基本に、現在の空間にあわせた<すだれ>を開発・製造・販売する「すだれ部門」と、新時代に求められる<継手>を開発・製造する「金属加工部門」の二部門による多角経営を展開しています。
両部門共に独自の技術と設備開発を行い、高品質の製品を創り出しています。

すだれ部門

天然素材にこだわり、材料加工からすだれの織り上げ・製造・出荷までを自社工場で担っています。伝統技法を継承しつつ、新しい時代に適合した革新的な製法を取り入れて常に業界をリードしています。
また古来からの伝統技法については、次の世代へ伝えるために簾職人の育成にも力を注いでいます。

すだれ資料館

日本文化として継承されてきた簾は、昔ながらの工程で製造される伝統的工芸品として存在する一方、現代建築のインテリアデザインとして利用され、それに伴う工業製品として新たな需要を広げています。
すだれ資料館では、これまでに我が国で継承されてきた伝統的な製法による簾や、同じ竹文化圏である中国、韓国に伝えられた歴史的に価値のある簾の資料を収集することで簾文化のたどった道筋とその可能性を検証し、日本文化としてはぐくんだ簾を世界のインテリアデザインとしての普及をめざし開館しました。

富陽井上竹製品有限公司

中国は杭州の竹の豊富な富陽市に、平成9年2月に独資会社として設立しました。主に竹製品を中心に、中国ならではの製品を製造しています。

中国浙江省
杭州富陽新民東岸山
TEL (+86)571-6346-2581

金属加工部門

大阪の南河内地方は鋳物産業が盛んな地域で、当社も昭和48年より水道管継手の粉体塗装事業を開始しました。
近年、鋼管に変わる高性能樹脂管が開発され、継手の材質も革新的変貌を遂げています。
当社では高機能樹脂を用いて独自の最先端技術・設備を開発し、業界に先駆けて給水・給湯用の継手部品の製造・加工を行い、積水化学工業㈱グループである東尾メック㈱の協力工場として参画しています。
時代のニーズに応える井上スダレ㈱の技術は、製品の性能・信頼性に高い評価をいただいています。

このページのトップへ